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中国:汚水の不法投棄が横行、企業手口は「巧妙化」の一途

2013年8月15日(木) 02時52分(タイ時間)
【中国】中国各地で企業や飲食店などによる汚水の不法投棄が止まらない。汚水を地下に排出するための専用管を違法埋設するなど、その手口も巧妙化。管理の徹底は難しい状況にあるという。経済参考報が13日付で伝えた。

 浙江省紹興県環境保護局の鄭義民・副局長によると、環境保護部の検査から逃れるために、一部の企業は排水口を簡単には見えない特殊な場所に配置。特定のタイミングに合わせて、汚水を外部排出しているという。こうした企業の常習かつ確信犯的な行動は、環境にもたらす危害が極度に大きい――と危ぐしている。

 以前に検挙した染色企業の事例を提示。この企業は、通常時は使用しない汚水口を海のゲートと交わる河口に設けていた。水位よりも低い位置にあるため、普段は河川水に隠れて肉眼では確認できない。降雨で河川水位が上昇し、海への放水ゲートが開門されたときだけ、この汚水口を利用して未処理の汚水を排出する。汚水は直接海へと流されていくため、汚水を排出した証拠はほとんど残らない。摘発の難易度も高い。ゲートが開いたタイミングでちょうどこの地点を巡回パトロールしていたところ、環境当局が違法投棄の事実を突き止めた。

 このほか、工場の新設時に、地下へ直結する汚水管を敷地内に設置するケースもある。汚水管は地下深くに埋設されるため、検査員は目視で摘発できないという。
《亜州IR株式会社》

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