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中国:集団で暮らす上海の「高学歴ワーキングプア」、月給は5万円以下

2013年8月20日(火) 01時24分(タイ時間)
【中国】中国では就職先が決まらず集団で暮らす大卒者のことを、知能が高く、群棲する蟻になぞらえて「大学生蟻族」と呼んでいる。

 だが上海では、働き出しても集団で暮らし続ける高学歴のワーキングプアも見られるようになった。彼らは自分のことを「新蟻族」と呼んでいる。政府系メディアが18日付で伝えた。

 「蟻族」や「新蟻族」が集うアパートは上海駅や上海南駅の付近に集まっている。1部屋に数人で暮らしており、1人当たりの生活スペースは3平米に満たない。20平米ほどの小部屋に男8人で暮らす李さんはその1人。江蘇省の大学でコンピューターを専攻し、卒業後上海で就職した。だが給料は月3000人民元(約4万7000円)に届かず、家賃1000人民元の今のアパートでも高いと感じるほど。生活費1500人民元、実家への仕送り分もいれれば、手元に残る資金はほとんどなく、「新蟻族」となるほか選択肢はなかったという。

 こうしたなか、新たな就職先がようやく見つかった。給与は月額5000人民元。会社の寮に住める。「住環境は良くなるに違いない。ようやく自分の家を得たような感覚だ」と喜ぶ李さん。将来は田舎に帰って創業し、上海の高額な生活コスト、し烈な市場競争から抜け出すことを夢見ているという。
《亜州IR株式会社》

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