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中国:薄熙来・被告の初公判が開廷、一部容疑を否認

2013年8月22日(木) 23時59分(タイ時間)
【中国】汚職・収賄、職権濫用の罪状で起訴された前重慶市党委員会書記の薄熙来・被告(64歳)の初公判が22日午前8時43分(現地時間)、山東省済南市の中級人民法院(地裁)で始まった。

 薄被告が公の場に姿を見せるのは、昨年3月の失脚以来で約1年5カ月ぶり。複数の中国メディアが22日付で伝えた。

 警備員2人に付き添われて出廷した薄被告は、裁判官に対し、「合理的で公正な裁判を希望する」とした上で、収賄罪などの一部を否認した。裁判は2日間に渡って行われ、9月初旬に結審を迎えるとみられる。

 起訴状によると、薄被告は政府高級幹部としての地位や職権を濫用。他者に便宜を図る見返りに、巨額の金品を違法に受領したほか、公金を横領するなど、国家、人民の利益に多大な損害を与えた。被告は妻の谷開来服役囚や息子の薄瓜瓜氏を通じて、大連市の企業家から2179万人民元(3億4953万人民元)の賄賂を受け取ったほか、公金500万人民元を流用したとされる。

 重大な規律違反に関与したとして、中国共産党は12年3月、薄氏を重慶市党委員会書記から解任。中央政治局委員、中央委員の役職も停止した。9月28日の共産党政治局会議では、党籍剥奪処分を受け、薄氏の身柄は司法機関に移された。また10月26日には中国の国会に相当する全国人民代表大会(全人代)が薄氏の全人代・代表資格をはく奪すると発表。「不逮捕特権」がある代表資格が取り消されたことで、薄氏の刑事手続きが進展すると見られていた。
《亜州IR株式会社》

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