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中国:上海の食品工場でアンモニア漏れ事故、15人犠牲に

2013年9月3日(火) 03時13分(タイ時間)
【中国】上海市宝山区の海産物加工工場で8月31日、冷凍庫から液体アンモニアが漏れ出し、作業員ら15人が死亡、25人が負傷する事故が起きた。

 これについて上海市政府新聞弁公室は1日、「液体アンモニア管のキャップの脱落が原因である可能性がある」とする警察の初期捜査の結果を発表している。警察は同工場の責任者から事情を聴くとともに、工場の建設、設備の据え付け、日常管理に問題がなかったかどうかを確認するための調査に着手したという。京華時報が1日付で伝えた。

 事故が発生したのは上海翁牌冷蔵実業公司。海産物の冷凍・冷蔵加工、保存、配送を一貫して手がける。冷凍能力は日量150トン。調査関係者によると、事故が起きた冷凍庫は2008年に製造されたもので、使用期間はそれほど長くない。キャップの脱落原因に関しては、材質や施工時、または使用・管理面に問題がなかったかどうかを踏み込んで調査する必要があるという。

 この工場では、荷物の搬送以外の作業は女性が従事。犠牲者の多くは江蘇省連雲港や安徽省蕪湖などに籍を置く農民工(出稼ぎ労働者)だった。従業員の話によれば、同工場は今年8月中旬以降に地方からの労働者を大量に募集。ただいかなる研修も実施されず、労働契約も結んでいなかった。

 過酷な労働環境も露呈する。女性作業員らの給与は時給制で1時間8~9人民元(約127~143円)。当初は労働3~5時間程度のシフト制だったが、その後1日当たり10~20時間も、働かせられるようになったという。
《亜州IR株式会社》

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