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中国:三峡ダム発電所の老朽化進む、運転停止が頻発

2013年9月5日(木) 22時32分(タイ時間)
【中国】長江電力が運営する三峡ダム水力発電所で、設備が突然運転を中断する事態が頻発している。老朽化がその主因。同発電所は2003年の運転開始から10年が経過した。作業員の技術教育不足なども問題として露呈してきたという。21世紀経済報道が5日付で伝えた。

 今年に入ってすでに7回、運転が中断された。うち5月から7月までの3カ月間で6回に及んでいる。関係者によると、雨季となるこの時期は例年、ダム水位が上がり、発電プラントがフル稼働の状態に入る。しかし近年は設備が老朽化、摩耗するにつれ、一部のプラントや部品に漏水や設備故障などが目立ってきた。技術者の知識・技術不足も設備の動作に不具合をもたらす原因の一つとなっているという。

 同発電所の設備は、多くを輸入に頼っている。使用量が最も多いケイ素鋼も以前は主に韓国や日本などから輸入してきた。数年前にようやく徐々に国産化され始めた状態。水力発電プラントは火力に比べて規模が大きく、かつ必要な部品数も多い。また、水力プラント1基は中型火力発電所の規模に相当するため、維持や管理により高いレベルが要求される。老朽化に対応した設備更新が今後の課題となりそうだ。

 三峡ダムは中国建国以来で最大の水力発電所。容量70万キロワットのプラントを32基備える。2012年通年の発電量は981億700万キロワット時に拡大し、過去記録を更新。同年末までの累計発電量は、稼働以来で6291億4000万キロワット時に拡大した。
《亜州IR株式会社》

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