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中国:カード不良債権リスク拡大、延滞6カ月以上は半年で800億円増に

2013年9月5日(木) 22時33分(タイ時間)
【中国】中国でクレジットカードの不良債権リスクが拡大しつつある。

 中央銀行の中国人民銀行がこのほど発表した最新統計によると、支払い遅延が6カ月に上るクレジットカード延滞額は、今年第2四半期(4~6月)末時点で196億2100万人民元(約3169億円)に拡大。前四半期(1~3月)末と比べて15%増加した。

 12年末の146億5900万人民元と比べ、半年間で49億6200万人民元(約800億円)増えた計算となる。増加額は、前年通年の36億2800万人民元をすでに超えた。クレジットカード債権残高に占める同延滞額の割合は1.28%に上昇し、前四半期に比べて0.02ポイント拡大している。

 消費者の間でクレジットカードは中国でも主要な決済手段となった。中国銀行業協会がまとめた11年版と12年版の「中国クレジットカード産業発展白書」によると、11年はクレジットカード新規発行枚数が5500万枚、累計発行枚数が2億8500万枚、社会消費品小売総額(小売売上高)に占めるクレジットカード決済額の比率が41.72%(前年比↑9.17ポイント)にそれぞれ上昇。12年も急ピッチな伸びが持続し、それぞれ決済額が前年比31.6%増の10兆人民元、小売売上高に占める比率が48.26%に拡大した。

 クレジットカードの発行主体をみると、株式制銀行である招商銀行(3968/HK)の健闘が目立つものの、国有大手銀がなお市場を席巻している状態だ。
《亜州IR株式会社》

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