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上海汽車・CP合弁のSAICモーター、タイ生産車を現地投入へ

2013年9月8日(日) 21時31分(タイ時間)
【タイ】上海汽車集団(600104/SH)とタイ有力コングロマリッドであるCPグループ(正大)の合弁会社、上汽正大公司(SAIC Motor-CP Co)はこのほど、来年度に2000台をタイで販売するという目標を打ち出した。

 ディーラー15~20カ所を開設する計画だ。CPグループは合弁会社に49%出資している。

 上海汽車は英国ブランドのMGを買収済み。タイ拠点をMGブランドモデルの生産拠点とする意向だ。2014年にはシビッククラスのMG6を発売する。その後小型ハッチバックのMG3、MG5を投入する予定という。

 生産面では第1フェーズとして、東部ラヨーン県イースタンシーボードの拠点に90億バーツ(約270億円)を投資した。2014年以降、当初3年間で年産3万台、4年目以降で年産5万台を目指す。東南アジア諸国連合(ASEAN)市場の開拓に取り組む。輸出の伸びによっては、将来的に年産能力を20万台に増強する可能性もある。

 上海汽車は中国最大手の自動車メーカー。中国本土での年産台数は400万台に上る。ただ、輸出は6万台にとどまる。

 中国自動車メーカーのタイ進出機運は、このところ高まりつつある。すでに大手のカシコン銀行は、中国自動車メーカーとタイ部品メーカーとのビジネスマッチングを今後1年間のスケジュールで開始した。中国側からは東風汽車集団(489/HK)、華晨中国汽車HD(ブリリアンス・チャイナ:1114/HK)がそれに名乗りを上げている。

 CPグループは謝国民氏(タイ華僑)傘下の有力財閥。中国市場でも改革開放初期から投資するなど知名度が高い。これまで約60億米ドルを中国事業に投じ、約200社を設立。農畜産や食品、小売りを中心に幅広い事業を手がけ、全土に事業ネットワークを形成した。香港市場では、傘下の卜蜂国際(C.P.ポクファン:43/HK)、卜蜂蓮花(旧社名:正大企業国際:121/HK)を上場させている。
《亜州IR株式会社》

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