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中国:過剰点滴で年間10万人が落命、病院の収入構造に問題

2013年9月9日(月) 22時06分(タイ時間)
【中国】中国の医療業界で「点滴の過剰使用」が深刻な問題としてクローズアップされている。

 国民1人当たりの点滴消費量は年間で平均8袋に達し、先進国を大きく上回る規模。点滴液の副作用などで少なく見積もっても毎年10万人が命を落としている――との統計結果も明らかになっている。この背景には、医薬品販売に過度に依存する医療機関の不健全な収入構造があるという。中国政府系メディアが8日付で伝えた。

 公開されている統計によると、2011年に中国本土で消費された点滴は合計100億袋に達した。13億の人口で計算すると、世界平均(2.5~3.3袋)の倍を超える。

 これに関しては、医薬品販売が病院の主要な収入源となっている実態があるとみられる。末端市場の小病院では、医薬品販売の収入比率が70~80%に達しているケースが多い。郷や鎮レベルの診療所に至っては、さながら「点滴室」と化しているとされる。

 ただ、こうした治療方法は危険を伴う。点滴を過剰に摂取すると、人体に健康被害を及ぼすためだ。また、患者に薬剤耐性を持たせかねず、いざいという時に効く薬がなくなる恐れもある。

 副作用の問題も避けることはできない。中国安全注射連盟の統計によると、中国では注射液や点滴液の使用により死亡する人が年間で39万人を超える。うち20万人は副作用が直接的な死因。このデータからみると、点滴液の副作用が原因の患者死亡例は、少なくとも年間10万例に達していると試算されるという。
《亜州IR株式会社》

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