RSS

中国:「海外進出企業の多くが赤字」報道は事実に反する=商務部

2013年9月12日(木) 23時42分(タイ時間)
【中国】「海外進出した中国企業の多くが巨額損失を出している」との見方が一部メディアの間で伝えられていることに反論し、商務部合作局の周振成・商務参賛はこのほど、同観測を否定するコメントを発した。

 中央政府直属の国有企業である中央企業が設立した海外法人(金融機関を除く)の約8割が利益を計上している――と説明し、「海外進出企業の多くが巨額損失に陥っているという言い方は成立しない」と言い切っている。中央企業が設立した海外法人2700社のうち、赤字経営に陥っている企業は2割にすぎないという。中国政府系メディアが11日付で伝えた。

 中国企業の海外進出はここ数年で加速している。2012年末現在、1万6000社の中国企業が海外に合計2万2000社の現地法人を設立。進出先は179の国と地域に及ぶ。

 もっとも海外進出組のすべてが順風満帆というわけではない。周氏も「企業の投資活動は国内、国外に関わらず一定のリスクを伴うため、損失が出るのは正常なことだ」と指摘した。現地の政策に対する理解不足などが原因で、計画が破談に終わるケースなどもこれまでにみられている。中国アルミ(チャルコ:2600/HK)は2011年7月、豪クィーンズランド州のボーキサイト開発事業の中止を発表し、これに絡んで3億4000万人民元の損失を被ったことを明らかにした。また11年6月には、中国鉄建(601186/SH)がサウジアラビアでのライトレール建設・運営事業で41億4800万人民元の損失を計上したと発表している。

 また、別の専門家は、「中国企業の海外進出はここ数年で急増したが、なおスタート段階で、経験値が不足している。特に世界経済の見通しが悪く、不確定要素が多い今は、高い“学費”を払って教訓を学ぶことは免れない」と語った。
《亜州IR株式会社》

注目ニュース

【中国】かつて“カリスマ”と呼ばれた民間企業オーナーが今年7月に上海市内で身柄拘束された件で、出身地である浙江省紹興市の地元警察は9日、逮捕理由について「違法な資金集めによる詐欺の容疑があるため」と明...

【中国】青海省の関連当局はこのほど、上場企業2社を含む地元企業グループの実質オーナーが総額160億人民元(約2600億円)の債務を残して失踪中であることを明らかにした。

【中国】1日に発表された「中国企業500社ランキング」で、国有企業と国営持株会社が310社を占めたことが明らかにされた。全体の62.0%に相当する。

特集



新着PR情報