RSS

中国の個人貯蓄率50%、1人当たり銀行預金48万円に

2013年9月12日(木) 23時43分(タイ時間)
【中国】中央銀行の中国人民銀行がこのほど発表した最新統計によると、中国各銀行の個人預金残高は、8月末時点の合算で43兆人民元(約694兆円)を超えた。

 43兆人民元超えは3カ月連続。1人当たりの預金額は平均3万人民元(約48万円)に達した。個人の貯蓄率は50%を超えて、世界平均を大きく上回る水準にあるという。羊城晩報などが伝えた。

 個人預金の内訳は、普通預金が約16兆人民元、定期預金が残り約27兆人民元。定期預金を好む傾向にあることが示された。

 個人預金は過去10年で加速度的に増加。2003年9月に10兆人民元、08年8月に20兆人民元、10年12月に30兆人民元、13年1月に40兆人民元をそれぞれ突破した。10兆人民元単位の次の大台をクリアするまでの時間は縮小し続けている。とりわけ直近5年間は増加ピッチの速さが目立つ。足元の預金残高は08年8月に比べて2倍以上に拡大した。

 一方、これら膨大な資金は、実体経済で有効に活用されていないという問題も孕む。巨額の個人貯蓄は本来なら、銀行が経済を下支えるための貸出資金を十分に確保していることを意味する。だが、一部の銀行は預金金利を低く設定して貸出金との間で大きな利ざや収入を得ていたり、貸出金利を高く設定できる寡占産業や不動産業への融資に注力する傾向が強い。中小企業の融資難をもたらす元凶ともなっているという。
《亜州IR株式会社》

注目ニュース

【タイ】タイ商業会議所大学がタイの就労者を対象に4月17―19日に実施した調査で、回答者(1126人)の世帯当たりの月収は「5000バーツ以下」2・3%、「5001―1万バーツ」26・6%、「1万1―...

特集



新着PR情報