RSS

米国不動産を買い漁る中国人、本国には資金流出の懸念

2013年9月20日(金) 03時18分(タイ時間)
【中国】米国内の住宅を購入する中国人が急増している。

 今や中国人は、米国の不動産市場を支える主力となった――とまで言われる状況だ。しかし関係者の間では、「この状態が中国不動産市場の需要減と中国からの資本流出という状況をもたらしている」と指摘する声も出てきている。南方都市報が19日付で伝えた。

 ウォール街のある米国人は、「中国は長い年月をかけて築き上げた富を飢餓状態にある米国にさまざまなルートを通じて補給している。なかでも不動産がその主要な投資先だ」と話した。こうした状況に中国人関係者の間では、「中国の資金流出を加速させ、長期的にみれば本国の不動産市場にマイナス影響をもたらすだろう」と懸念する声が聞かれている。

 中国人が米国不動産を好む背景にあるのは価格の安さ。いわゆる「大都市」エリアの不動産価格は、中国の中心都市に比べると相対的に値ごろ感がある。ニューヨークを除いた多くの都市では、50万米ドル(約4900万円)も出せば条件の良い住宅を取得することが可能だ。米国の地に降り立ったばかりの中国人にとってみれば、「極めて魅力的な価格レベル」なのだという。

 米国に移り住む中国人移民が増加を続けている事実も見逃せない。中国人の多くが米国に移住後1年以内に住宅を購入するとの統計もある。中国人が米国で購入する住宅は、居住用ではなく投資目的であることが多いのも特徴という。
《亜州IR株式会社》

特集



新着PR情報