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タイ北部のダム計画 バンコクで反対集会

2013年9月25日(水) 00時25分(タイ時間)
【タイ】22日、バンコクの高架電車BTSナショナルスタジアム駅前で、タイ北部のメーウォンダム建設計画に反対する集会が行われ、約1000人が参加した。

 反対派の一部は建設予定地であるナコンサワン県からバンコクまで約400キロを13日かけ歩き、自然保護の重要性などを訴えた。

 プロードプラソプ科学技術相は23日、メーウォンダムは総額3500億バーツ(約1兆1000億円)の総合治水事業の一部で、建設は既定路線だと強調。一方、インラク首相は24日、ダムがかんがいと洪水防止に役立つとした上で、自然環境に影響を与えることを認め、反対派の意見を聞く考えを示した。

 タイ政府はホンダ、ソニーなど日系企業約400社を含む1000社以上の工場が水没した2011年の大洪水を受け、洪水防止とかんがいを狙った大規模な治水事業を打ち出した。今年6月に事業者入札を実施し、韓国水資源公社、中国企業とタイ企業の共同事業体などが落札している。

 しかし、市民団体が事業の差し止めを求める裁判を起こし、裁判所が政府に対し、環境アセスメントと公聴会の実施を命令。政府は控訴したが、落札した事業者との契約も遅れ、事業の遅延は避けられない見通しだ。事業が始動したとしても、多数の住民の立ち退き交渉や地権者の確認作業などが控えており、先行きには暗雲が垂れ込めている。
《newsclip》

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