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中国:「都市化」に逆流現象も、都市戸籍取得者が農村籍を希望

2013年9月27日(金) 01時29分(タイ時間)
【中国】中央政府の大号令の下、「都市化」が大々的に進められる中国で、都市戸籍を取得した農村出身者が農村戸籍に戻すよう希望するなどといった「逆流」現象が一部の都市で起きている。

 この背景には、農村出身者に都市戸籍を与えておきながら、実際には居住条件や福利水準などで差別待遇を残している都市が存在するなどといった問題があるという。経済参考報が24日付で伝えた。

 都市戸籍と農村戸籍を統一する戸籍制度改革の過渡的措置として一部の都市で導入されている「居住証」制度も、農村出身者にとっての新たなハードルとなっている。居住証は各都市で違いはあるものの、◆医療や社会保険などの面で戸籍をもつ市民と同等の待遇を保障していること、◆一定の期限(5~10年)を経たのち、都市戸籍の取得を可能にしていること――などが主な特徴。だが居住証の発行条件として、学歴や技能、投資実績などの各方面で障壁を新設する現象が各地で普遍的にみられる。農村出身者を中心とする外来人口がいわゆる「二級市民」として差別化されている問題は、依然として解消されていないのが現状だ。

 こうしたなか、公安部を筆頭とする政府関連部門がまとめた「居住証管理弁法」草案がこのほど国務院に提出されたと報じられた。居住証に人材面の条件を設けず、すべての外来人口を発行対象とすることを新たに盛り込んでいるとされる。年内に発表される見通しだ。
《亜州IR株式会社》

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