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中国:浙江省温州で住宅ローン返済不能続出、不動産値下りで

2013年9月27日(金) 01時29分(タイ時間)
【中国】浙江省温州市で住宅ローンの返済不能(または返済拒否)が続出している。

 不動産価格が下落し続けるなか、保有物件の評価額が残存債務に見合わなくなっていることが理由。ローンの返済拒否は、「中国最強の商人」といわれる温州人らにとっても、やむを得ない選択肢になっているという。21世紀経済報道が25日付で伝えた。

 同市の住宅ローン返済不能は8月以来で8000~1万件。最大で1万5000件に達したとする見方も出ている。温州市銀行業監督管理委員会は、件数は市場で噂されているほど多くないとしながらも、銀行が住宅ローンの返済拒否に遭っている事実を認めた。

 国家統計局が今月18日に発表した「全国主要70都市の8月建物価格統計」によると、温州市の同月の新築住宅価格は前年同月比で2.3%下落し、全国で唯一、値下がりした都市となった。別の統計によると、温州市の販売用不動産相場は、最高値を記録した2011年と比較して足元で平均24%下落したという。  

 同市の不動産価格については、過去に右肩上がりに上昇してバブル的な水準に高騰したものの、足元では理性的な水準に戻りつつあるとの分析もある。

 このほか、温州でくすぶる民間金融信用危機も、住宅ローン返済拒否が相次ぐことの背景にある。企業経営者が債務問題で“夜逃げ”する事例が相次ぐなど、同市では多くの中小企業が資金難に直面。経営悪化に陥った企業経営者が不動産担保ローンの返済不能に陥り、保有不動産を担保として差し出すケースも散見される。これらが負の連鎖をもたらしているようだ。
《亜州IR株式会社》

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