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中国:上海自由貿易区、企業からの問い合わせに沸く

2013年10月4日(金) 00時48分(タイ時間)
【中国】中国の上海自由貿易試験区で企業登録に関する問い合わせが殺到している模様だ。

 3日付香港経済日報によると、外高橋自由貿易区・総合弁事処では、同自由貿易試験区が正式発足した9月29日からの3日間で受け付けた企業名登録に関する問い合わせ件数は900件。2012年通年の全受理申請件数(約600件)を5割も上回る水準に膨らんだ。

 こうした状況を受けて上海自由貿易区管理委員会は、国慶節の大型連休期間中も企業登記登録業務を通常通り行うと決定。大型連休明けの最初の営業日となる8日には、問い合わせに訪れる人が一段と増えると予想している。

 自由貿易区への進出を検討する企業が多い一方、自由貿易区進出にあたり、「リスクにも目を配る必要性がある」と警鐘を鳴らす声もある。東方証券のエコノミストは、「自由貿易区は温室ではない」と指摘。「市場開放は競争が一段と激化することを意味し、経営者は将来的に世界の一流の相手と競い合うことになり、競争の勝ち組だけが生き残る機会を得られる」と忠告した。

 また、ANZのエコノミストは、「自由貿易区は改革開放政策を試験的に実施することが目的で、必ずしも優遇を提供するエリアではない」と指摘。事前に期待されていた法人税率15%という優遇税制の実施が明示されなかったことなどを例示し、優遇策を受けることを最大の目的としてはならない点を強調している。
《亜州IR株式会社》

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