RSS

中国:広州で“セレブ老人ホーム”営業再開、20年間費用は1700万円

2013年10月4日(金) 18時44分(タイ時間)
【中国】土地使用手続きに問題がある――などという理由で昨年に営業停止した広東省広州市の“セレブ老人ホーム”がこのほど営業を再開した。

 ベッド、テレビ付きの全室個室で、入居者に入室権を販売する形態をとる。価格は広さ40平米の最高ランク部屋で40万人民元(約632万円)。このほかサービス料として、水道・光熱費を除いて月額2800人民元(約4万4000円)の費用がかかる。20年間入居するとすれば、必要な費用総額は107万人民元(約1692万円)に達する計算という。大洋網が4日付で伝えた。

 「頤福居」は麓湖公園の脇に立地。2012年12月5日、「都市使用権の性質を無断で変更した疑いがある」として、民政、工商局など当局の調査を受け、営業停止を命じられていた。だが今年8月、広州市規画局がこの土地を「臨時的な高齢者介護施設向け用地」と正式に認定。これに伴って20年間の運営権が与えられた。

 これを受けて、初回分として120部屋の入室権を売り出し。価格は20平米のスタンダードな部屋でも29万2000人民元の高額に設定した。元企業オーナーなど経済力を持つ富裕層や、教授、校長などの知識人を主なターゲットとする。すでに30~40人が入居した。その多くは、子供が巣立った後、一人暮らしや夫婦だけで暮らす高齢者で占められる。高額料金を取るだけあって、サービスのメニューは豊富。回想録の執筆を手伝ったり、古い映画を放映するシネマルームを開設したりと入居者が充実した豊かな生活を送れるような工夫が凝らされているという。

 こうした“セレブ老人ホーム”の存在について、民政部門に所属する関係者は、「老人ホームと言えば以前は政府が主導して運営していたが、今は民間資本の参入を奨励している。提供するサービスも多様化しつつある」と話した。
《亜州IR株式会社》

注目ニュース

【中国】香港特別行政区は1日から「広東計画」と名付けた移住優遇策を導入した。

【中国】60歳以上の高齢者人口について、2025年には中国全体で3億人の大台を突破する見通しだ。高齢者の人口は2012年末時点で1億9400万人。高齢化は今後急ピッチに進行し、2020年には2億4300万人に膨らむ見込みと...

【シンガポール】シンガポール政府は17日、2012年度(12年4月~13年3月)予算案を発表した。歳入は530億8000万シンガポールドル(Sドル)、歳出は502億8000万Sドルで基礎的財政収支...



新着PR情報