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中国はハードランディングの懸念なし=習国家主席

2013年10月9日(水) 02時27分(タイ時間)
【中国】習近平・国家主席は7日、アジア太平洋経済協力会議(APEC)に出席し、「中国がハードランディングに陥ることはない」と自国経済の先行きに自信を示した。

 足元の経済成長率については、「適切な水準にあり、経済指標はいずれも予想の範囲内にある」と指摘。経済成長ペースの減速は、あくまでも主体的に実施しているマクロ経済コントロールの結果であると強調した。そのうえで、中国が定めた2020年の経済目標に照準を合わせると、「毎年7%の成長で目標が達成できる」と説明している。

 海外を中心に中国経済に対する懸念が多いことに対しては、「需要の縮小、生産能力の過剰、地方債務、シャドーバンキングなどの問題は、認識を明確にする必要がある」と指摘。そのうえで「外部環境がもたらすであろう衝撃を非常に注視しており、妥当な対応策を講じて、危機を未然に防ぐ」と強調した。

 中国経済の構造調整に関しては、「投資と輸出への依存から消費への依存に転換し、単純なGDP至上主義に戻ることはない」と表明。ただし、「構造調整には困難の克服を堅持する必要がある」と、その難しさを示唆した。

 また、経済だけでなく、政治、文化、社会など全面的な改革に関しては、「改革の道は平坦ではない」と明言。「先進国であれ、発展途上国であれ、改革のためには対価を支払う必要がある」と強調した。
《亜州IR株式会社》


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