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中国:「身勝手すぎる」理由、若夫婦の離婚訴訟相次ぐ

2013年10月11日(金) 01時25分(タイ時間)
【中国】「80後世代」と呼ばれる1980年代生まれの若い夫婦の離婚訴訟が増えている。

 北京市房山法院では、今年に入って受理した離婚訴訟の70%が「80後」夫妻によるものだった。これら若い夫婦の離婚申請理由はさまざま。「自分に愛人がいるから」など、自分勝手なわがまま極まりないものもある。「自分は同性愛者だ」と嘘をついて離婚を成立させようとする事例もあるほどだ。裁判所によると、夫婦どちらか一方が「奇妙でおかしな」理由で離婚を要求し、もう一方がこれに同意しないといったケースは、離婚を申し出た側の訴えを退ける判決を下す例がほとんどだという。北京晨報が伝えた。

 その1例は、1987年生まれの男性。知人の紹介で2009年に女性と知り合い1年後に入籍した。だが結婚式の当日、元交際相手の女性が式場に乱入、男性はこの女性と式場を抜け出して以後、妻と別居状態となった。その男性は今年、「自分は妻以外の女性と“あいまいな関係”にあり、その彼女と長期にわたって同居している」と宣言し、妻に離婚を要求。だが妻はこの提案を受け入れず、夫のこれまでの過ちを許すとさえ意思表示した。裁判所は「双方の感情はまだ破たんしていない」と判断。夫の離婚請求を退ける判決を下した。

 2例目は1986年生まれの男性。「妻の過度な甘えに耐えられない」と離婚訴訟を起こした。だが裁判官は実地調査報告を通じて、この男性の真意を突き止めた。男性の家は旧市街再開発の立ち退き対象となり、これまでの住居より広い3DKの高層マンション部屋が割り当てられていた。100万人民元の補償費を受領したという。男性は「思いがけずに手にしたこれら財産を妻と共有したくない」との立場。「この財産を“えさ”にもっと賢い妻を娶りたい」との浅慮が真の離婚申請事由であることが判明した。裁判所は「離婚条件にそぐなわない」として、男性の離婚請求を退けている。

 3例目は1984年生まれの男性。2008年に知り合った女性と2年後に結婚したが、夫婦げんかが絶えなかった。今年になって「自分は同性愛者である」と告白し離婚を要求。これに対して妻は「結婚前から夫と深い感情があった。結婚後も夫婦の感情を築いていた」と反論し、裁判所に請求撤回を求めてこれが認められた。裁判官の説明によると、同性愛を婚姻破たんの理由とすることは、中国の「婚姻法」に定められた「感情破たん」の4つの事由に適応されないという。中国にはまだ同性愛に関する司法解釈がない。このため、夫婦のどちらか一方が同性愛の事実を婚前に隠していたことを理由に、もう一方が離婚を申し出た場合は、訴えを退けるケースが多いようだ。
《亜州IR株式会社》

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