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中国:「100年設計」の橋が崩落、水害や過積載で早期劣化か=広東省

2013年10月11日(金) 01時25分(タイ時間)
【中国】広東省恵東県(恵州市)で7日午後9時30分ごろ、省道の橋梁が崩落した。この橋は約100年の耐久性を想定して1983年に建設されたもので、まだ30年しか使用されていない。

 崩落原因はまだ特定されていないものの、資材の不備、8月の水害影響のほか、過積載の貨物車が頻繁に通行していたことが劣化を早めた――とする見方も出ている。警察が詳しい調査に着手したという。羊城晩報などが9日付で伝えた。

 恵州市道路橋梁勘察設計院の卿衛華チーフエンジニアによれば、橋が建設された当時は建築材料に乏しく、使われた鉄筋やセメントの量が少ない可能性がある。2011年に行われた定期検査では、「3類」(個別の重要部位に多少の欠陥がある。またはその次に重要な部位に比較的深刻な欠陥があるが、正常な使用が可能)と評価されていた。また現地は今年8月16日に水害に見舞われ、当時は湖の水位が橋のアーチ部分にまで到達。今回崩落があった部分の路面に、直径1メートルほどの陥没が生じていたという。だがその後8月23日と9月12日の調査でも、「橋の各構造部分に明らかな変化はみられない。正常な使用が可能」と重ねて報告されていた。

 過積載の問題も指摘される。恵東県と北部の山間区を結ぶ省道356号線は、材木や花崗岩などの物資を運ぶための要道となっている。普段から重量50トンを超える過積載トラックが往来していた。

 今回の崩落では、車両1台が湖面に転落。乗っていた20歳代の男性2人は車窓から自力で脱出し、命に別状はないという。うち1人は「橋を通行中に崩れかけていることに気付いたが間に合わず、約10メートルの高さから落下した。もう終わりだと思った」と青ざめている。
《亜州IR株式会社》

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