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中国:黒竜江の高齢者570万人に、人口比率15%に

2013年10月12日(土) 17時41分(タイ時間)
【中国】黒竜江省政府は9日、省内で高齢化が加速しているとの見解を明らかにした。ここ数年の状況からの判断。同省の高齢者人口(60歳以上)は2012年末時点で570万人に達し、省総人口の14.9%を占めた。

 同省ハルビン市の高齢者人口は152万6400人で、市総人口の15.8%を占めている。東北網が10日付で伝えた。

 黒竜江省の高齢者人口は10~12年の2年間で71万人増加。今後も増勢が持続し、20年には765万人、45年には1164万人となり、それぞれ省全体の人口に占める割合が19%、33%に拡大すると予測された。

 その半面、少子化も加速する見通し。10年に27万400人だった省全体の新生児数は、20年ごろには20万人未満に減少すると予想された。35年には、高齢者人口に占める独居老人の比率が5割を超えると予測されており、高齢化社会への圧力が一段と増すこととなる。

 黒竜江省の12年・域内総生産(GDP)は1兆3692億人民元(約21兆9000億円)、1人当たりのGDPは3万5711人民元(約5812米ドル)だった。「先進国では、高齢者人口が人口全体に占める割合が10%を超える場合、1人当たりのGDPは一般的に7000~8000米ドル程度に上昇する」とされることから、黒竜江省は “豊かになる前に高齢化社会に移行する”ケースの典型となりそうだ。

 同省の労働人口(25~39歳)は、10年の986万人から25年には630万人以下に縮小するとみられる。
《亜州IR株式会社》


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