RSS

中国:人気古酒「頼茅」は未登録“偽酒”、ネット通販で販売中止に

2013年10月15日(火) 19時06分(タイ時間)
【中国】古酒として名高い「頼茅」ブランドの白酒(中国の蒸留酒)は、すべて登録商標されていない「偽酒」である――と中国国営テレビの中央電視台(CCTV)がこのほど報じた。

 これを受けて、天猫網、京東商城などの大手インターネット通販サイトはメディア取材に対し、問題の商品の販売を停止したとそろって釈明した。専門家は、投機的な余地があること、市場に需要があること、監督管理体制が整っていいないこと――などがこうした「偽酒問題」を招く要因になっていると指摘している。中国経済網が15日付で伝えた。

 CCTVは今月13日の報道番組で、国家商標局はこれまでいかなる企業に対しても「頼茅」の商標を認可していない。このため同ブランドは、法的保護を受けない非登録商標である――と報じた。

 天猫網はこの件に言及し、「消費者権益を侵害する潜在的なリスクを避けるため」として、翌日から関連製品の販売を停止したことをメディア取材に対して明かした。また、問題製品の仕入先メーカーが使用している原材料データをまとめた資料を工商当局に提出したと説明。必要であればそのメーカーとの出店契約を完全に停止することもあり得ると強調した。

 貴州省工商局のまとめによれば、「頼茅」ブランドを使用する白酒メーカーは全国に約470社存在する。業界関係者は、「頼茅」ブランド白酒の全国売上高は年間で数十億人民元に達すると試算した。

 食品産業に詳しい専門家も警告。「酒の真贋は素人には判断しづらく、これが“偽酒産業”に大きな投機的な余地を与えている。さらに偽酒は安い価格で売られることが多く、高すぎる高級酒に手が出せない消費者の需要を満たす。偽酒に対する政府の監督管理不足も偽酒を市場に氾濫させる要因になっている」と憂慮した。
《亜州IR株式会社》

注目ニュース

【中国】中国の高級白酒(コーリャンを原料とした蒸留酒)の中に、製造年月日を偽って販売されている商品が存在していると4日付の中国新聞網が伝えた。



新着PR情報