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中国の汚職公務員「裸官」、共産党政権下で100万人超に

2013年10月16日(水) 19時02分(タイ時間)
【中国】中国本土で政府官僚による腐敗・汚職問題が深刻化するなか、中国語で「裸の官僚」を意味する“裸官(らかん)”というキーワードが庶民の関心を集めている。

 「裸官」とは、不正蓄財資産や妻子をあらかじめ海外に移しておき、いざ問題が発覚した時に身一つで海外逃亡できる準備を整えている汚職官僚を指す。移転した海外資産は妻子や愛人に管理させるのが通例だ。現在の中国共産党政権下で、公務員の汚職に絡んだ人の数は、潜在的に100万人を超えているとの試算もある。

 香港ビジネス誌「財経」が14日に公表した「中国裸官報告」は、過去30年間に海外逃亡した「裸官」59人を例示。平均年齢は30~40歳、最年少は25歳だったことを明らかにした。中央政府の高官、地方政府や各省庁の官僚、国有企業の高級幹部などで、金融業関係者が全体の24%を占めている。横領総額は18億人民元(約289億円)。また1990~2013年が海外逃亡のピークとされる。1人当たりの持出金額は2000~2003年で平均430万人民元(約6947万円)、2007~2012年で平均480万人民元(約7755万円)と算出された。

 逃亡先は米国やオーストラリア、カナダ、オランダなどの西側先進国が多い。一方、階級の低い官僚はタイやミャンマー、マレーシアなどアジア周辺国を選好する傾向がみられた。
《亜州IR株式会社》

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