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物美商業、タイ系同業・卜蜂蓮花の中国事業買収へ

2013年10月16日(水) 19時02分(タイ時間)
【中国、タイ】北京の小売大手である北京物美商業集団(ウーマート・ストアズ)は15日、タイ大手財閥ジャルーン・ポーカパン(CP)グループ傘下の卜蜂蓮花(CPロータス)の中国事業(広東省、湖南省を除く)を買収することで基本合意したと発表した。

 卜蜂蓮花が北京、上海、その他中国都市で展開する36店舗を傘下に収める。これら36店舗の売り場面積は合算で31万平米。2012年の売上高は合計で71億人民元(約1140億円)に上った。

 2社は株式持ち合いによる長期提携契約も締結。物美は卜蜂蓮花の発行済み株式9.99%を5億4800万香港ドルで取得。卜蜂蓮花は物美の発行済み株式13.77%を28億9300万香港ドルで取得する。さらにそれぞれの董事会(役員会)メンバー1人を指名する権利を持つ。

 物美の今回の買収について専門家は、卜蜂蓮花を通じて華東市場を攻略することが目的だと分析する。物美はこれまで北京を中心とした華北地域を事業の基盤としており、その他地域への進出が遅れていた。上海を中心とした華東市場に店舗を置く卜蜂蓮花は、物美にとって“格好の買収対象”として映ったとみられる。

 卜蜂蓮花は1997年に中国に進出。同国市場に参入した第1陣の外資小売企業だった。だが経営は思わしくなく、シェアは縮小を続けていた。2010年1月には天津の4店舗を物美に売却し、同市場から完全撤退している。今年上半期は4674万人民元の赤字を計上していた。
《亜州IR株式会社》

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