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中国:地方で鉄道建設ラッシュ、1~9月投資額は3倍に

2013年10月18日(金) 02時13分(タイ時間)
【中国】中国地方政府の間で、都市間鉄道の建設ラッシュが訪れている。国務院は今年8月、鉄道の所有権と経営権を地方政府や民間企業に開放すると発表。これが地方政府の整備意欲を膨らませているという。経済参考報が17日付で伝えた。

 中国の1~9月・全国鉄道投資額は、実行ベースで3286億9600万人民元(約5兆2860億円)だった。うち、国の鉄道部門が管理する国家鉄道、および国・地方による共同経営鉄道向けが前年同期比12.2%増の356億100万人民元だったのに対し、地方鉄道向けは289.2%増の10億4400万人民元に達している。

 地方政府が鉄道分野に積極投資するためには、資金の確保が大前提となる。消息筋によると、国務院が今年8月に「鉄道投融資体制改革を加速し、鉄道建設を推進することに関する意見」を発表して以降、地方政府は各地の状況を踏まえた上で、独自の鉄道投融資体制改革案の検討に着手。一部の省・自治区は、すでに具体的な実施条例を打ち出している。

 四川省は今月9日に開催した鉄道投融資体制改革に関する会議で、中国鉄路総公司(鉄道部解体後に鉄道運行事業を引き継いだ国営鉄道会社)が資本参与しない鉄道会社を設立する計画案を提示した。民間資本を株主として呼び込む構想。民間資本が筆頭株主になる可能性も排除しないと明記された。
《亜州IR株式会社》

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