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工業団地 ハイテック・カビン工業団地(Hi-Tech Kabin Logistics Corp., Ltd.)

2013年10月24日(木) 13時04分(タイ時間)
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工業団地 ハイテック・カビン工業団地(Hi-Tech Kabin Logistics Corp., Ltd.)
加賀美 長稔 氏(Board of Director)

迅速な稼働と快適な操業を実現する工業団地

 新規進出でも既存事業拡張でも、ものづくりは常に生産が最優先であり、特に稼働時は迅速さが求められる。いずれも工業団地への入居が一般的だが、団地だから手間いらずということでは決してない。各種認可取得に時間がかかり、操業開始が遅れたという話を良く耳にする。また、稼働後の仕事のしやすさも団地選択の重要なポイントだ。タイも日本ほどではないが、「時間」に価値を求めるようになってきた。働き手が求める快適さ、例えば通勤にかかる時間を最小限にとどめる努力が必要だ。無駄な時間をかけずに生産に専念できる、そのような条件を満たす工業団地を選びたい。

認可取得にかかる意外な手間

 工場建設は、土地取得、整地、電力確保、上下水道設置といったインフラ整備から始まるが、自社でこなすには相当な手間がかかるため、たいていは工業団地を選ぶことになる。団地であればインフラが整っているのは当然。一昔前までは、停電が頻繁(ひんぱん)、乾期には水が不足する、といった問題をよく耳にした。今でも皆無ではないが、インフラ未整備で評価を下げる団地は少なくなってきた。

 しかし、インフラがしっかりしていれば入居決定から工場建設そして稼働までストレートかというと、決してそうではない。登記、中でも各種認可取得に時間がかかるという問題がままある。タイでも工場建設の認可や環境アセスメントの審査が年々厳しくなっている。団地自体が取得しなければならない認可もあれば、入居工場が踏まなければならない手続きもある。

 迅速な登記を実現するための団地選びの一つに、団地の名称の確認がある。タイ工業団地公社(IEAT)が独自で、もしくは民間企業との提携で開発・運営に携わる「Industrial Estate」なのか、それとも民間企業が独自で開発・運営する「Industrial Park」や「Industrial Zone」なのか、だ。日本語ではいずれも工業団地と訳されるが、タイ語と英語では厳密に区別される。東部プラチンブリ県では当団地、ハイテック・カビン工業団地が唯一のIndustrial Estateだ。

 工業団地への入居であっても、各種手続きはその土地の関連機関に出向かなければならない。しかしIndustrial Estateであれば、団地内のIEAT出張事務所でワンストップ手続きとなる。申請から取得まで通常2―3カ月という時間がかかる認可も、申請時に書類が揃っていれば通常1週間というスピードだ。

 もちろんIndustrial Estateであれば、全ての団地が迅速というわけではなく、団地マネジメントの経験やノウハウも要求される。弊社は中部アユタヤ県でハイテック工業団地を運営するThai Industrial Estateの別会社であり、グループとしては四半世紀に近い工業団地運営の実績を誇る。

通勤時の渋滞が操業に影響

 工業団地選びではたいてい、ロケーションが最優先される。物流にかかるコストと時間を節約するため、輸出拠点や取引先の近くに拠点を構えるのは確かに理想的だ。しかし、FA(工場自動化)が進んでいるとはいえものづくりは人間が行う。働き手が快適さを実感できなければ、それは生産に影響する。

 一例は通勤だ。東部臨海工業地帯(イースタンシーボード)の中心を成すチョンブリ県やラヨン県などは確かに、スワンナプーム空港にもレムチャバン深海港にも近く、日系企業が集中している。しかしその一方で、出勤、退社時の渋滞も激しい。

 タイも日本ほどではないが、「時間」に価値を求めるようになってきた。時は金なりと金銭に換算せずとも、ただ車内にいるだけの時間を無駄と思うようになっている。働き手に取ってみれば通勤も仕事の一部だ。当団地のように、規模的にも大きくなく現在建設中の工場が全て稼働しても大渋滞は想定しにくい。また、そのような余裕があるということは、同時に環境にも恵まれているという意味だ。空気の良さも評価が高い。

 中小規模の日系企業の進出が続くタイ。工業団地に求められるのは、そのような生産規模に見合った土地、もしくはより軽量経営が可能な賃貸工場だ。当団地では、ヘマラート・ランド・アンド・ディベロップメントが土地を取得して賃貸工場を開発中だ。同社はイースタンシーボード工業団地など6つの工業団地を所有・運営する工業団地大手で、いわば競合とみなすべき相手だが、プラチンブリ県では協力して中小企業を支援していく。

 さらに、アユタヤ県のハイテック工業団地では600平米規模の貸し工場を来年3―4月の完工をめどに近々に建築を開始する。こちらも中小企業の入居を見込んだ賃貸工場だ。

* BOIのウェブサイトの日本語ページでは、Industrial Estateが「工業団地」、それ以外は「工業地域」と訳される。

Hi-Tech Kabin Logistics Corp., Ltd.
バンコク事務所
住所:130-132 Sindhorn Bldg., Tower 2, 8th Ffl., Wireless Rd., Bangkok 10330
電話:0-2651-5575 加賀美:090-970-4880 ファクス:0-2651-5573
Eメール:info@hitechkabin.co.th ウェブサイト:www.hitechkabin.co.th
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