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中国:「ワハハ」乳飲料の容器がまた破裂、男性が右眼負傷

2013年10月25日(金) 01時41分(タイ時間)
【中国】中国食品・飲料メーカー大手、杭州娃哈哈集団(ワハハ・グループ)が製造する「営養快線」のプラスチック製容器が突然破裂し、噴出した中身の高圧液体が男性(58歳)の右眼を直撃し、重傷を負わせる事故が19日夜に江西省南昌市で発生した。

 破裂した「営養快線」は、炭酸飲料ではなく、賞味期限も過ぎていなかったという。複数の中国メディアが23日付で伝えた。

 被害者のトウさんによると、フタを半分ほど緩めたところ、最初に「ツウツウ」という音が発生。その後大音響とともに容器が破裂し、中身が噴出。フタを開けてから破裂まで30秒足らずの出来事だった。まるで「手榴弾を持っていた」ような衝撃を感じたという。

 液体の直撃を受けたトウさんの右眼は赤く腫れ上がり、眼球には広範囲で充血が見られた。直ちに南昌大学第一付属病院に搬送されたが、充血が収まるまで、眼球の損傷状態が分からないと診断された。トウさんは現在も入院を余儀なくされている。

 3日後の22日になって、娃哈哈の関係者が入院中のトウさんを訪問。お見舞いとして、乳飲料10箱を持ってきたが、トウさんは受け取りを拒否した。同関係者はトウさんの怪我の回復を待って、改めて賠償の相談をしたいと申し出たという。

 「営養快線」のペットボトルが爆発する事故は今回が初めてではない。昨年7月にもチベット自治区ラサ市で同様なケースの事故が発生し、男性1人が左眼を失明した。事故の原因について、娃哈哈側はこれまで一切明らかにしていない。度重なる事故に消費者からは娃哈哈に対する不安と批判の声が高まっている。

 同社の宗慶後・会長は、「富豪」としても知名度が高い。米経済誌フォーブス(中国版)の「中国長者番付・2013年版」では、不動産開発大手・大連万達集団公司の王健林・会長(保有純資産860億人民元)に続く2位にランクされた。保有する純資産は683億人民元(約1兆920億円)とされる。全国人民代表大会の杭州市代表委員も務める。
《亜州IR株式会社》


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