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中国:県幹部3人に懲役1年8カ月実刑判決、湖南省県委書記に対する盗聴・盗撮で

2013年10月25日(金) 15時38分(タイ時間)
【中国】県委書記の事務室に盗聴・盗撮器を仕掛けたとして、湖南省懐化市鶴城区人民法院(地裁)は22日、中国共産党・湖南省懐化市麻陽苗族自治県委員会監査室元幹部の李ユウ・被告ら3人に対し、懲役1年8カ月の1審判決を言い渡した。違法盗聴罪と盗撮器材使用罪を適用する。

 李ユウ・被告は楊凡被告(同自治県人民法院元幹部)、劉陽被告(同自治県公安局緑渓口派出所元所長)と共謀し、上司である胡佳武・県委書記のプライバシーを盗聴・盗撮した。胡県委書記の弱みにつけこみ、自分の昇級を要求し、受け入れなければ、記録したMP4ファイルを世間に公表すると脅迫したとされる。事件は胡書記が警察に通報することで発覚した。

 3人は2012年3月4日、胡書記の事務室に置かれたウォーターサーバーと同じ機種を購入。ウォーターサーバーの内部に盗聴・盗撮器をセットした。事前に用意した合鍵を使用し、李被告が胡書記の事務室に侵入してオリジナルのサーバーと交換。2012年の3月13日から10月2日の約7カ月にわたって、盗聴・盗撮行為を繰り返した。盗聴・盗撮した音源、動画は李被告が自分の事務室でノートPCを使って確認していたとされる。

 同判決を不服として、3人はそろって控訴する方針だ。中国の裁判制度では2審制が採用されていることから、上訴すると2審で結審となる。

 違法盗聴・盗撮器材使用罪は刑事責任の追及が可能。最大で2年以下の懲役刑が科せられる。
《亜州IR株式会社》


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