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中国:江蘇省蘇州で2000人が抗議スト、台湾・可成科技の現地工場で

2013年10月25日(金) 15時38分(タイ時間)
【中国】江蘇省蘇州市の台湾資本・エレクトロニクス工場で今週に入り、労働者による大規模なストライキが起きている。参加者は2000人近くに上る。

 現場は可成科技(2474/TW)が中国に構えた可成工場。経営者側は約5000人の労働者に対し、今年11月下旬に閉鎖すると通告。従業員は宿遷市(江蘇省)にある系列工場に配置転換すると伝えていた。複数の香港メディアが23日付で報じている。

 一方、配置転換を嫌った労働者は、各自の職場を放棄。工場前に集合し、抗議活動を展開した。会社都合で退社を余儀なくされると主張。「労働契約法」に明記された条項を順守し、勤続期間に応じた賠償金を支払うよう要求している。ストの動きが拡大するなか、当局は大量の警察を動員。衝突する事態には発展しなかったものの、双方が工場の前で対峙している。

 可成科技は2001年に中国本土に工場進出。2001~05年にかけて、蘇州工業園区に可成、可勝、可利の3工場を設けた。ただ、工場が排出する有害ガスを問題視し、周辺住人による抗議運動が発生。可成工場は2011年に、1カ月間の稼働停止に追い込まれたこともあったという。

 可成科技はノート型パソコン、携帯端末、MP3機器、デジタルカメラ用のマグネシウム合金ケースを生産。グループの従業員数は1万人を超える。
《亜州IR株式会社》


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