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中国:高まる医療不信、患者家族による医師襲撃事件が頻発

2013年11月2日(土) 17時27分(タイ時間)
【中国】治療内容などに不満を持った患者の家族が医師を襲撃するトラブルが中国で相次いでいる。中国医師協会によると、過去10日間で6件が発生した。この背景には、医師に対する患者の不信があるという。長砂晩報が1日付で伝えた。

 華東エリアの病院30カ所を対象にこのほど実施された調査では、「医師を信頼している」と回答した患者が10%にとどまった。特に不満が強いのは大病院や地方の総合病院。難病患者が多いこともあって、満足が得られない治療結果が出た場合、患者と病院との間でトラブルが起こりやすい。また、患者が集中する人気病院では、診察に2~3時間待ちとなる例が多い。やっと順番が回って来ても、診察時間はわずか3~5分と短く、これに不満を持つ患者が多数を占めた。

 こうしたなか、患者が医師に暴行を振るう事故がこのところ頻発している。上海では10月21日、医師が患者家族に暴行を受ける事件が発生。医師は角膜損傷、内臓破裂の重傷を負った。浙江省でも同月25日に、患者家族にナイフで切り付けられ、医師1人が死亡、2人が負傷している。

 患者からの風当たりが強くなるなかで、「自分の子供を医者にさせたくない」と考える医師が増えている現状も明らかにされた。このほど発表された医師職業状況に関する調査では、現役医師の78%が「子供を自分と同じ職業に就かせることは望まない」と回答した。自身の転職を考える医師、看護師も続出しているという。

 当局も対策に動き出した。国家衛生・計画生育委員会はこのほど、「病院セキュリティシステム整備に関する指導意見」を緊急公布。病院スタッフ総数の3%、もしくはベッド20床ごとに1人のガードマンを配備するよう病院に求めた。公安も、医療スタッフに暴行を振るう犯罪行為を厳しく取り締まる方針を示している。
《亜州IR株式会社》

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