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中国:携帯電話番号で「縁起担ぎ」、5600万円の高額取引も

2013年11月8日(金) 19時57分(タイ時間)
【中国】中国の街中の携帯電話ショップで、縁起の良いとされる数字を末尾にそろえた携帯電話番号が高値で売り出されている。

 福建省福州市のあるショップでは、末尾に「9」が8個並んだ番号に350万人民元(約5600万円)が値付けられていた。「9」は日本では「苦」を連想させる数字として忌み嫌われる傾向にある。だが中国では、「久」(ジウ)と発音が同じで、「永遠」などの意味を表すとして人気が高いという。福建日報が8日付で伝えた。

 このショップではこのほか、末広がりの意味を持つ「8」が末尾に4個並んだ番号が11万9999人民元、末尾に「9」が6個並んだ番号が180万人民元、末尾に「6」が4個並んだ番号が20万人民元で販売されていた。「6」は、「流」(リウ)などの漢字と同じ発音。「物事が流れるように順調に運ぶ」というイメージがあるため好まれている。

 福州市の携帯ショップで売られる携帯番号の価格をみると、「6」「8」「9」を末尾にそろえた番号にいずれも高い価格が設定されていた。これら数字が末尾に3個並べば1000人民元以上、4個並べば1万元以上の値が付いている。

 通信キャリアの直営ではない街中の携帯ショップで販売されるこれら番号の多くは、誰かが一度契約したSIM番号を転売したもの。縁起担ぎの番号を高額販売する商行為について、ショップ経営者は「あくまで完全な市場取引であり、価格は需給関係によって決まるものだ」として、問題はないと説明する。実際、物価当局も携帯番号の販売価格を規制するルールを設けていない。

 ただ、通信キャリアに対しては、工業和信息化部(工業情報化部)が2002年に、顧客に任意の番号を選ばせる際に料金を徴収してはならないとの旨を通知した。また翌年に施行された「電信網番号資源管理弁法」では、「電話番号は国家に属する」、「通信事業者は当局の承認なしに電話番号を競売してはならない」と規定。しかしながら現在に至っては、番号を高額販売しているのは通信キャリアでなく代理販売業者であるため、市場に対する監督が行き届いていないのが現状だ。

 もっとも同部は関連規則の中で、通信キャリアに対して、代理販売業者への委託業務に対する管理を強化するよう要求した。このため法律専門家は、「携帯ショップが通信当局の承認を得ずに携帯電話番号を高値で販売すれば、違法行為とみなされる。相応の行政処罰を受けるべきだ」との認識を明らかにしている。
《亜州IR株式会社》

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