RSS

中国のワイン投資に警鐘、バブル崩壊の懸念も

2013年11月13日(水) 02時39分(タイ時間)
【中国】不動産抑制策の実施や株式市場の低迷などを背景に、中国でワイン投資熱が高まっている。

 中国のワイン消費量がここ10年で急増していることや、価格がここ30年で約38倍に上昇したことなども理由だ。ただ業界関係者は、「ワイン投資のリスクは急速に高まっている」と警告。バブル崩壊の懸念もあると警鐘を鳴らしている。収蔵快報が8日付で伝えた。

 業界関係者は、「ワイン投資は利益率が高いため人気があるものの、背後にあるリスクが見えていない」と指摘する。ワインの販売は主に、競売および顧客との永続的な取引関係で販売する方法がとられる。国内外でも多くの競売会社があるものの、競売に掛けられるワインはほとんどが年代もののビンテージワインであることから、投資家の手に届かないことが多いという。

 投資家はワインの質を十分に証明する手段を持たないことが多く、コレクターのワインを現金に換えるのが困難であるとの現状もある。先の関係者は「周りにワイン投資で成功した人はほとんどいない」と明かす。

 中国のワイン消費市場は現在、金額ベースで年間1000億人民元(約1兆6200億円)を超える。調査機関の財富品質研究院によると、中国の1人当たりワイン消費量は02年の0.25リットルから12年の1.31リットルと約5倍に拡大している。
《亜州IR株式会社》

注目ニュース

【中国】中国の上場ワイン大手2社が苦戦を強いられている。

特集



新着PR情報