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タイ政争、今週も緊迫 憲法裁が与党解党も

2013年11月19日(火) 00時59分(タイ時間)
【タイ】タイのタクシン元首相派と反タクシン派の抗争は今週も緊迫した情勢が続く見通しだ。

 20日にはタクシン派インラク政権・与党が進める上院の全議席を公選制とする憲法改正について、憲法裁判所が違憲かどうかの判断を下す。憲法裁は両派の抗争で、ほぼ一貫してタクシン派に不利な判決を下しており、今回も改憲を違憲とした上で、与党を解党する可能性があるとみられている。

 これに対し、タクシン派市民団体は19、20日にバンコク都内のラチャマンカラ国立競技場で集会を開き、憲法裁に圧力をかける方針だ。

 一方、バンコク都内の民主記念塔で座り込みの反政府集会を続けている反タクシン派の野党民主党は24日に大規模な集会を開き、インラク政権の打倒を目指すとしている。

 軍事政権下の2007年に制定された現行憲法では、上院は定数150で、77議席はタイの全77都県から各1議席を選挙で、残る73議席は憲法裁長官、最高裁判事、選挙委員会委員長らからなる委員会が選ぶ。最高裁判事、選挙委員会委員らは上院で選ばれるため、軍事政権下で任命された反タクシン派の上院議員、裁判官らが互選で権力の座に居座ることが可能だ。

 2011年の下院総選挙で政権に復帰したタクシン派はこうした仕組みを打破するため、上院全議席を公選とし、定数を200に増員する憲法改正案を国会で通過させた。反タクシン派は改正案を阻止するため、憲法裁に提訴した。
《newsclip》

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