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中国産即席めんの重金属含有量は安全基準クリア=食品薬品監管総局

2013年11月21日(木) 17時52分(タイ時間)
【中国】台湾で販売されている中国産即席めんの調味料から重金属が検出された――と現地メディアが報じた。

 この問題で、国家食品薬品監管総局(CFDA)は20日、中国市場で販売されている7ブランド(康師傅、統一、農心、今麦郎、五谷道場、日清、公仔)の即席めんについて、サンプル調査の結果、国家安全基準を満たしていたと公表した。傘下の食品測定機関2カ所で即席めん67種の付属調味料129個を検査。これら調味料に含まれている鉛、ヒ素、水銀など重金属の含有量は、国の「食品安全基準、食品中汚染物制限の関連規定」に適合する水準内に収まっていた。

 一方、台湾メディアによれば、台湾のSGS台北食品実験室に即席めん数種類を持ち込み検査したところ、統一ブランドの「統一老壜酸菜牛肉麺」、康師傅ブランドの「康師傅香辣牛肉湯麺」、韓国から輸入された「韓国辛拉麺」から鉛、ヒ素、水銀が見つかったとされる。うち「統一老壜酸菜牛肉麺」の醤油からは銅、鉛がそれぞれ1.73ppm(100万分の1)と0.222ppm、「韓国辛拉麺」からはヒ素が0.532ppm検出されたという。これら製品はいずれも中国本土で生産されたものだった。

 統一企業中国HDと康師傅HDは今月14日、そろって声明を出し、製品は国家食品安全基準やWTOが定めた衛生基準に基づき生産されていると説明。品質上問題ないと強調した。また、専門家も「重金属が検出されたことイコール基準値を上回ることではない」とし、消費者に対して過剰に反応しないよう呼びかけていた。ただ、「台湾には即席めんの油脂に対する重金属の含有量に、明確な基準がないため判断が難しい」との意見もある。
《亜州IR株式会社》

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