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上院公選制に違憲判決は不当 タイ与党、憲法裁非難

2013年11月22日(金) 01時39分(タイ時間)
プアタイのジャルポン党首(内相)の画像
プアタイのジャルポン党首(内相)
写真提供、プアタイ
プアタイ党の記者会見(21日)の画像
プアタイ党の記者会見(21日)
写真提供、プアタイ
プアタイ党の記者会見(21日)の画像
プアタイ党の記者会見(21日)
写真提供、プアタイ
プアタイ党の記者会見(21日)の画像
プアタイ党の記者会見(21日)
写真提供、プアタイ
プアタイ党の記者会見(21日)の画像
プアタイ党の記者会見(21日)
写真提供、プアタイ
プアタイ党の記者会見(21日)の画像
プアタイ党の記者会見(21日)
写真提供、プアタイ
【タイ】上院の全議席を公選制に変更する憲法改正案にタイ憲法裁判所が違憲判決を下したことに対し、改憲案を作成したタクシン元首相派与党プアタイは21日、憲法裁が権力を乱用したとして非難する声明を出した。

 プアタイは改憲案について、現行憲法で議員の約半数が任命制となっている上院の全議席を公選制とする民主的な内容だと指摘。憲法には国会に憲法改正の権限があると明記されており、今回の改憲案は憲法上認められていない立憲君主制の変更もしくは違憲な方法での権力掌握につながる内容ではないとして、憲法裁が恣意的な判決で立法府に介入したと主張した。

 一方、反タクシン派の上院議員や民主党は「違憲」な改憲案に賛成した国会議員312人の調査をタイ汚職取締委員会に要求する方針だ。インラク首相の辞任も要求し、街頭デモなどで圧力をかける構え。

 軍事政権下の2007年に制定された現行憲法では、上院は定数150で、77議席はタイの全77都県から各1議席を選挙で、残る73議席は憲法裁長官、最高裁長官、選挙委員会委員長らからなる委員会が選ぶ。最高裁判事、選挙委員会委員らは上院で選ばれるため、軍事政権下で任命された反タクシン派の上院議員、裁判官らが互選で権力の座に居座ることが可能だ。

 2011年の下院総選挙で政権に復帰したタクシン派はこうした仕組みを打破するため、上院全議席を公選とし、定数を200に増員する憲法改正案を国会に提出、9月28日に成立させ、プミポン国王に承認を求めていた。

 これに対し、反タクシン派の野党民主党は改憲案を違憲として憲法裁に提訴。憲法裁は今月20日、改憲案が違憲な方法による権力の掌握を禁じた憲法68条に違反するなどとして、違憲の判断を下した。
《newsclip》

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