RSS

厳しい「就職氷河期」迎える中国、大学新卒者数は過去最多へ

2013年11月26日(火) 12時39分(タイ時間)
【中国】中国では2014年度に、過去最多となる約710万人の大学卒業生が就職戦線に臨む。昨年を20万人超上回る規模だ。昨年に就職がかなわなかった既卒者もこの戦線に加わり、14年度は「最も厳しい就職氷河期」になると危ぐされている。天津日報が22日付で伝えた。

 こうした中で学生の就職を実現させようと10月以降、天津市内の多くの大学が各種の就職説明会を開催している。今月22日には天津大学が14年度卒業生向けの大規模な就職セミナーを開催。全国各地から参加した300社の企業がブースを構え、学生らと交流した。

 中国人力資源服務機構が10月初旬に発表した「企業の人材募集に関するリポート」によると、全国主要企業100社が14年度に採用を予定している大学新卒者の数は、前年に比べて約7.3%減少する見通し。この一方で、卒業生の数は増加を続けている。中国人力資源社会保障部・社会保障能力建設中心の王玉君主任は以前に、13年度に卒業がかなわなかった既卒者300万人以上が、14年度の就職戦線に流れ込むとの予想を語っている。

 もっとも新卒者の需要が増えている業種もある。天津大学職業指導センターの肖述虎主任によれば、14年度の就業状況は総体的にみれば楽観できないものの、製造業では新卒者の需要がなお大きい。「特に天津浜海新区の開発・建設の進行が大卒者に多くの就業機会を与える」として、「厳しい現実を認識し、理性的な業種選択をすべきだ」と学生らに呼びかけた。
《亜州IR株式会社》

特集



新着PR情報