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タイ中銀が予想外の利下げ、政策金利2・25%に

2013年11月27日(水) 17時35分(タイ時間)
【タイ】タイ中央銀行は27日の金融政策委員会(MPC)会合で、政策金利(翌日物レポ金利)を年2・5%から2・25%に引き下げた。

 市場関係者の多くは据え置きを予想していた。

 MPCは7―9月期のタイの経済成長率が予想を下回ったと指摘。今後、政府の投資計画の遅れ、政治情勢の混乱による民間の投資意欲減退、輸出の伸び悩みといった問題により、景気がさらに減速する恐れがあるとして、利下げを決めた。利下げを支持したのはMPCの委員7人のうち6人で、1人は据え置きを主張した。

 タイ中銀は2012年10月と今年5月に、それぞれ0・25ポイントの利下げを実施した。キティラット副首相兼財務相は政策金利をさらに引き下げるべきと再三主張したが、中銀は応じていなかった。

 タイ国家経済社会開発委員会(NESDB)がまとめた7―9月期のタイの国内総生産(GDP)は前年同期比2・7%増で、1―3月の5・4%増、4―6月の2・9%増から減速した。前期比では1・3%増(1―3月1・6%減、4―6月横ばい)だった。7―9月の輸出は世界経済の不振などで前年同期比1・8%減少。NESDBはこの数値を受け、通年のGDP見通しを3・8―4・3%増から3%増に下方修正した。

 バンコクでは11月に入り、タクシン元首相派の現政権と反タクシン派の野党勢力の対立が激化し、街頭デモが頻発。25日に財務省、予算庁がデモ隊に占拠されるなど、混乱が広がっている。
《newsclip》

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