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中国:エイズ患者300人あまりが国に抗議デモ、北京で数十人身柄拘束

2013年11月29日(金) 15時41分(タイ時間)
【中国】「世界エイズデー」の12月1日が接近するなか、中国各地から集まったエイズ患者300人あまりが中国政府に対する抗議デモを起こしている。27日午前には民政部前で抗議の横断幕を掲揚。スローガンを叫びながら繁華街の王府井までデモ行進した。

 患者らは、国に対して賠償・補償を求めている。当局の代表者と面会させるよう要求した。一方、秩序の維持を図る警察と対峙。数十人が身柄拘束され、抗議活動は解散させられた。

 こうしたなか、雲南省のエイズ対策当局は26日、省内で今年1月から10月にかけてエイズ感染者6540人とエイズ患者2551人、合わせて9091人が新たに確認されたと報告。前年同期比で585人減少したことを明らかにした。死亡者数は201人減少の2194人となっている。中国では、他の行政エリアでエイズに関する最新統計が公表されていない。

 対策不備が原因で、献血注射を媒介としたエイズ感染が広がった経緯がある。売血や輸血の過程で1989~95年に感染した患者が多い。汚染された注射針が繰り返し使われたことで、本人の気が付かない間に、エイズをはじめとする各種ウイルスに感染していた。子女を学校に通わせるために、河南省では駐馬店市、商丘市、南陽市、周口市、開封市を中心にかつて1回当たり300ccを採血。その都度45人民元の報酬が支給されてきた。「献血」の名を借りた「売血」といえる。提供者の9割は農民。駐馬店市の東湖村では、村民1300人のうち400人以上がエイズに感染したとされる。
《亜州IR株式会社》

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