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中国:空気清浄機に需要殺到、「テレビ並みに普及」の見方も

2013年12月11日(水) 04時16分(タイ時間)
【中国】有毒スモッグによる大気汚染が拡大する中国で、空気清浄機の販売が急増している。一部の人気機種は品切れが半年間続いている状態。前金を払って入荷待ち状態の消費者も多いという。毎日経済新聞が9日付で伝えた。

 家電量販店や百貨店の店頭で、空気清浄機が飛ぶように売れている。2000~4000人民元(約3万4000円~6万8000円)の価格帯が売れ筋という。現在の市場シェアは、フィリップス(33.4%)とパナソニック(28.5%)が1位と2位。国内ブランドの「亜都」と「美的」は18.5%と3.9%と低い。

 ある試算によれば、中国の空気清浄機普及率は足元で1%程度。現在の有害スモッグの状況が長期的に広範に持続すれば、空気清浄機はテレビ並みに普及が進む可能性があるという。テレビは普及率が高い現在でも、年間4000万台のペースで販売が増えている。新興産業である空気清浄機業界は、今後3年の年販売量が5000万台ずつ増えると予想される。1台当たり3000人民元(約5万1000円)と仮定すれば、その市場規模は1500億人民元(約2兆5500億円)に達するという。ただ一方で、現在の市場価格は「異常な水準に高騰している」との見方もある。たとえば、小売価格が7000人民元(約11万9000円)に対し、製造原価が2000人民元(約3万4000円)以下にとどまっている製品も散見されるという。

 空気清浄機は、構造が簡単で中小企業でも参入が可能。ただ、今後各社の参入が相次げば価格競争は必至。「3年後には数社しか生き残れない」との指摘もある。
《亜州IR株式会社》

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