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中国:猛犬?狼?「謎の獣」が5人襲撃、飼い犬も殺傷=陝西省

2013年12月18日(水) 13時04分(タイ時間)
【中国】犬か狼か――。1日で村民5人が猛犬とも狼とも見て取れる「謎の獣」に襲われる騒ぎが起きた。その前日には、同じ村で飼い犬12頭がこの「謎の獣」に噛まれて死傷している。

 襲われた村人は「あれは確かに狼だった」と証言。この村では近年、狼がめったに目撃されておらず、村人らを恐怖に陥れている。華商報が15日付で伝えた。

 騒ぎが起きたのは陝西省銅川市王益区黄堡鎮の文明ゲン(さんずいに原)村。この村に住む50歳を過ぎた李群玲さんは、今月8日午前9時前、夫が畑仕事に出ている合間に自宅で入口に背を向けて繕い物をしていた。すると突然、背後から「謎の獣」に襲われた。驚いて身をかわしたが間に合わず、腕を咬みつかれた。外へ逃げようと、咬まれたまま庭へ転がり出た。そこでようやく腕が開放されたが、今度はあごを咬みつかれた。血を流し、もつれ合いながら門に向い、全身の力を込めて獣を門外へ投げ飛ばし、すかさず門扉を閉めた。李さんは格闘と恐怖に精根尽き果て、その場に倒れ込んだ。夫に発見されるまで動けなかったという。

 その獣は同日午前7時頃から次々と村民を襲い、李さんの前にすでに4人を負傷させていた。さらにその前日には、村の飼い犬12頭を殺傷している。

 目撃者によると、獣は大きな頭に尖った口、ほうきのような尻尾、黄褐色の体毛を持つ。体長1メートル強、体高70~80センチメートルで、脚は細い。その特徴は狼と符合する。李さんも「あれは狼に違いない」と証言している。

 4人目の被害者である村民委員会の楊万成副主任は、すぐさま村の党支部へ報告し、村内放送で村人へ警戒を呼びかけた。村民は、自ら討伐隊を組織。棍棒や鉄又を携え、数手に分かれて捜索を開始した。同日午後5時前、狼は村民らの手により撲殺された。党支部の通報を受けて人民警察が到着した際、獣は滅茶苦茶に殴打され、狼かどうかも識別できない状態だったという。5人の被害者には狂犬病ワクチンが接種された。獣の死骸と被害に遭った犬全頭は、人民警察の手で焼却後埋葬されたという。

 1週間が過ぎたこの日も同村では、“狼襲撃”を取り沙汰する村民が絶えない。銅川市動物保護施設の王宏さんは「この辺りでは何年も狼が確認されてないが、以前は目撃されていた。狼は普通人に対して捕食攻撃をしかけない。よほど飢えた状況に置かれて、村へ侵入したのだろう」と話した。
《亜州IR株式会社》

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