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中国:偽ダイエット薬の巨大販売組織を摘発、押収品には使用禁止成分も

2013年12月19日(木) 11時34分(タイ時間)
【中国】浙江省温州市の警察は16日、偽ダイエット薬を製造、販売していた犯罪組織を摘発したと発表した。市場価値にして総額6200万人民元(約10億円)に上る偽造薬34万3000点を押収している。

 今年8月に「ダイエット薬を服用後、肝機能が低下し入院した」などという消費者の苦情が同市工商部門に多数寄せられるなか、警察が大掛かりな捜査を行ったという。新華網が16日付で伝えた。

 温州市警察はインターネット通販サイトなどを詳細に分析した上で、全国を網羅する巨大な販売組織グループの存在を確認。その拠点を突き止め、直ちに公安部へ報告した。

 これを受けて公安部は9月30日、全国26の省・直轄市の経済犯罪捜査担当者を杭州市に集め、共同捜査体制を構築。12月5~6日に全国に広がる拠点の一斉摘発に乗り出した。

 温州市警察は290人余りの警察官を動員し、容疑者15人を逮捕。10の犯罪組織とその拠点12カ所を摘発した。杭州、寧波、紹興、金華、台州など省内他市の警察も、容疑者23人を逮捕し、偽ダイエット薬8000点余りを押収した。総額は8200万人民元に上っている。

 その他の省・直轄市でも、32の犯罪組織を摘発し、58人を逮捕。製造販売の拠点となっていた63カ所を捜索し、製品4万8000点、製造機器22台を押収した。

 押収されたダイエット薬の一部からは、シブトラミンが検出された。シブトラミンは、中枢神経の働きを抑え、肝臓や腎臓の機能を著しく損傷するリスクがあるとされる。中国は2010年に、シブトラミン製剤と原料薬の国内での製造、販売、使用を停止すると発表した。
《亜州IR株式会社》

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