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中国:娘のセレブ婚で話題の石炭富豪、負債5000億円抱え事業再編へ

2013年12月19日(木) 11時35分(タイ時間)
【中国】極度の経営不振に陥っていた山西省最大の民間石炭会社、聯盛集団公司が大規模な事業再編に踏み切る。身売りの可能性も伝えられている。

 同社経営者のケイ利斌氏は、2012年初めに娘のために海南省で総額7000万人民元(約11億円)の超セレブ結婚式を挙げたことで話題となった。「山西省一の大富豪」と一時もてはやされたものの、石炭価格の継続的な下落が企業経営を圧迫。債務を含まらせていった。ケイ氏自身も先ごろ、自身に債務の返済能力がない事実を認めていたという。西海都市報が17日付で伝えた。

 山西県の柳林県人民法院(地裁)は11月末、聯盛集団公司傘下の山西聯盛能源公司とその傘下会社など計12社の再編申請を受理したと発表した。公表資料によると、聯盛集団の財務状況は極度に不健全。負債総額は300億人民元(約5081億円)に迫る規模に膨らんだ。税金や従業員の年金滞納、材料・設備購入費用未払いなども発生している。

 聯盛集団を巡っては、賃金遅配などの問題が以前から報道され、銀行や信託会社は同社の債務返済能力をかねてから懸念していた。こうしたなか柳林県人民法院は、「今回の再編では各金融機関の融資元本を完全に保証させる」と説明。現地金融システムの資金チェーンを断裂させる事態を避けるスタンスを示した。

 同県の経済を支える大型企業であるだけに、同社の再編は地元政府の手厚い支援の下で行われる見通しだ。事情に詳しい現地関係者によれば、ケイ氏が描く再編の構想に関して現地では、「債務処理後に戦略投資家を引き入れる。聯盛集団自体を売却する可能性もある」とのうわさが飛び交っている。その引受先の最有力候補は、電解アルミ生産を主力とする山東信発集団公司。山東省聊城市に拠点を置き、潤沢な資産を保有しているとされる。山西省への投資も活発で、同省内で複数の電解アルミ生産事業を展開中。現地政府との関係も良好という。
《亜州IR株式会社》

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