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中国:上海で工業塩による食中毒、男児2人死亡

2013年12月21日(土) 13時27分(タイ時間)
【中国】工業塩の摂取による食中毒が疑われる事件が発生し、上海市青浦区の華新鎮に住む子供2人が死亡した。

 犠牲者は6歳と8歳の男児。救命措置を施したものの、搬送先の中山医院青浦分院でそのまま息を引き取った。同じ家に住む76歳の男性にも中毒症状が出ている。3人は安徽省出身。18日午後1時ごろ、自宅で昏睡状態となっている姿で発見されたという。

 76歳の男性が摂取した食品サンプルを上海市食品薬品監督管理局に持ち込んで調べたところ、調味料に工業用塩が含まれていたことが分かった。見た目では食塩と変わりないものの、工業用塩は人体に有害な亜硝酸塩が主原料となっている。重金属も含まれているため、摂取すれば急性中毒やガンの発生リスクが高まる。1人が0.2~0.5グラム摂取しただけで中毒症状が出る。3グラムを摂取すると死に至るという。工業用塩は医薬や印刷、漂白などに使われる。

 中国の「食品添加剤使用衛生標準」規定によると、肉1000グラム当たりの亜硝酸塩含有量は安全上限が0.15グラムに定められている。
《亜州IR株式会社》


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