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中国:広東省で「H7N9」インフル感染者確認、省内6人目

2013年12月21日(土) 13時27分(タイ時間)
【中国】広東省で6人目の「H7N9」型鳥インフルエンザの感染患者が確認された。

 19日の発表によると、新たな患者は広東省高州市の出身で、深セン市龍崗区の南嶺村に居住。38歳の男性患者は、エレクトロニクス工場の宿舎に住んでいた。重篤な症状を呈している。いまのところ家禽類との接触点は見つかっていない。ただ、135人の濃厚接触者に関しては、いまのところ症状が出ていないとされる。

 発熱やせきなど風邪の症状を呈し、患者は9日に住所付近の診療所を訪れた。12日からは深セン南湾人民医院で入院治療に入ったという。重篤な肺炎症状が表れたため、13日には深セン市人民医院に転院。病状がさらに深刻化するなか、18日からは深セン市第三人民医院で治療を受けている。

 省内の感染者は、陽江市と東莞市で2人ずつ、深セン市と恵州市と1人ずつ。感染の拡大を阻止するため、省当局は家禽類の養殖施設、市場で検査体制を強化している。

 龍崗区の市場では、すでに鶏から「H7N9」型鳥インフルエンザのウィルス株が検出されていた。広東省衛生庁は11日、深セン市龍崗区の市場2カ所から「H7N9」型鳥インフルエンザのウィルスが検出されたと発表。市内13カ所で採取したサンプル70件を検査したところ、合計3例の感染が確認されたと報告した。2例は南湾街道康橋肉菜市場、1例は横龍市場家禽トウ砧板。今後はヒトに感染するケースが増えると想定し、ウィルスの拡散を防止する対策を強化する方針を示した。 

 中国本土では、「H7N9」型鳥インフルエンザの感染が散発的に報告されている。国家衛生・計画生育委員会(衛計委)は16日、法定伝染病の疾病状況を発表し、今年11月の1日から30日にかけて全国で3人が「H7N9」型鳥インフルエンザに罹患したことを明らかにした。うち1人は死亡している。

 中国の国家衛生・計画生育委員会は今年3月31日、域内の「H7N9」感染3例を世界保健機関(WHO)に報告。同ウイルスがヒトに初めて感染したと確認されたと公表した。
《亜州IR株式会社》


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