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中国:73万円で手に入れたベトナム人妻を売る、湖南省男性に有罪判決

2013年12月24日(火) 14時19分(タイ時間)
【中国】4万2800人民元(約73万円)で手に入れたベトナム人妻の嫉妬深さに嫌気がさし、その妻を知人に売ったのは婦女児童誘拐売買に当たる――として、湖南省中部の村に住む30歳の男性に5年6カ月の懲役と5000人民元の罰金を言い渡す判決がこのほど下された。

 ベトナム人妻は17歳。警察の調べでは、2012年3月に人身売買を仲介するベトナム人2人に騙されて雲南省に連れて来られた。この被告を含め、これまでに過去3回、中国人男性の妻として転売されていたという。

 被告の男性は農家出身。普段は街に出稼ぎに出て生計を立てていた。30歳になっても結婚相手がみつからず焦っていたところ、同じ村に住む男性が美しく大人しいベトナム人女性と結婚したことを知り、自分もベトナム人女性を妻に迎えたいと思うようになったという。雲南省で商売を行っている友人に打診し、このベトナム人女性を紹介された。年齢は20歳と詐称していた。初めて会った際に、女性が男性との結婚に同意したため、男性は知人に4万人民元あまりを紹介料として支払い、女性を連れ帰った。婚姻届は出さなかったものの、盛大な結婚式を挙げ、現地の慣習に従って2人は夫婦となった。

 だがその後、男性は妻が執拗に自分にまとわりつくことを疎ましく思うようになった。外に出稼ぎに行こうとしても、自分もついていくと言ってきかず、働きにいくこともままならない。口論が絶えなくなり、妻は国に帰りたいと騒ぎはじめたとされる。こうしたなか、男性は離婚を考えるようになった。同時に妻を迎えるに当たり支払った仲介料を取り戻したいとの発想にもかられ、妻を友人に売り飛ばすことを思い立った。近くの村に住む40歳の独身男性がベトナム人女性に興味があることを知り、その男性に4万9900人民元で売却した。自分が別の男性に売られたことを知らないベトナム人女性は、夫がいなくなった寂しさと恐怖から新しい夫の前で泣き叫ぶ毎日。これをみた新しい夫が「女性は騙されてここに来たのではないか」といぶかしみ、思い余って警察に通報した。

 妻を売った男性被告は法廷で、「犯罪とは知らずにやった」と釈明しながらも、自分の軽はずみな行為に反省の意を示した。
《亜州IR株式会社》


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