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タイ首相、「国家改革議会」提案 反政府派は拒否

2013年12月26日(木) 00時49分(タイ時間)
テレビ演説するインラク首相の画像
テレビ演説するインラク首相
写真提供、タイ政府(www.thaigov.go.th)
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テレビ演説するインラク首相
写真提供、タイ政府(www.thaigov.go.th)
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テレビ演説するインラク首相
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【タイ】インラク首相は25日、テレビ演説を行い、国内の各分野の代表499人からなる「国家改革議会」を設立し、憲法を含む法改正、選挙改革、汚職対策などの政治改革を推進する構想を明らかにした。

 内閣の諮問会議として設立し、改革議会議員は軍、官僚、財界、学界などのトップが選出する。首相は各政党の支持が得られれば、来年2月2日の下院総選挙を待たずに設立準備に入るとしている。

 「改革議会」は政治改革という目的と、選挙によらない議員の選出という点では、野党民主党のステープ元副首相らが設立を目指す「人民議会」に近いが、「人民議会」はクーデターによる政権奪取で発足させるという点で異なる。

 民主党のアピシット党首(前首相)は首相の提案について、「反政府勢力の圧力をかわすのが狙いだろう」と懐疑的な見方を示した。バンコクで反政府デモを続ける民主党関係者も「国民の要求に応えるものではない」として、受け入れ拒否を言明した。

 民主党など反タクシン元首相派はタクシン元首相の影響力排除、インラク政権の退陣などを要求し、11月からバンコク都内の民主記念塔などで座り込みの反政府集会を続けている。

 今月8日には民主党が党所属の下院議員全員の議員辞職を発表。翌9日、バンコクで20万人規模の反政府デモを行い、インラク首相を下院解散、総選挙に追い込んだ。

 しかし、ステープ元副首相はインラク政権を退陣させた上で、様々な職種の代表からなる「人民議会」に国権を委ねるという事実上のクーデター計画を打ち出し、総選挙を拒否。民主党も21日、総選挙ボイコットを表明した。
《newsclip》

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