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中国の対外直接投資加速、英国向けは18カ月で過去30年分を超過

2013年12月26日(木) 13時26分(タイ時間)
【中国】中国企業による対外投資が加速している。商務部の最新統計によると、今年1~11月の対外直接投資額(金融分野を除く)は前年同期比28.3%増の802億4000万米ドルに達した。

 昨年の投資額は世界第3位規模に初めて拡大している。中国共産党機関紙の人民日報は、中国企業による今年の対外直接投資を振り返る記事を25日付で掲載。3つの特徴があったと総括した。

 そのうちの一つとして、EU(欧州連合)や米国などの先進国向けの投資の伸びが顕著に加速した点を指摘。なかでも英国向け投資額については、直近18カ月の総額が過去30年間の総和を超え、英紙インデペンデンスによって「奇跡だ」と報じられた――と紹介した。

 国家発展改革委員会・対外経済研究所の劉旭・研究員は取材に対し、「途上国向け投資の布陣を一通り終えた多くの中国企業が、欧米経済の好転をチャンスと捉えてこれら国に参入し始めた」と分析している。

 2番目の特徴は、民間企業を含む地方企業による投資が伸びている点。対外投資の主体はなお大型国有企業に変わりはないものの、地方企業による対外投資も30%近くを占めるまでに拡大したという。

 3番目の特徴は、投資分野が商業サービス、採鉱、卸・小売、建築、製造業の5業種に集中した点。今年1~11月はこの5業種だけで対外投資額が703億4000万米ドルに達し、この期の対外投資全体の88%を占めたことを明らかにした。
《newsclip》

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