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タイ選挙委、衝突受け下院選延期要請

2013年12月26日(木) 18時53分(タイ時間)
【タイ】タイ選挙委員会は26日、来年2月2日に予定されている下院総選挙の阻止を目指す反政府デモ隊と警官隊が衝突して死傷者が出たことを受け、記者会見を開き、選挙を強行すれば死傷者が増えるとして、政府に下院選の延期を要請した。

 インラク首相は選挙委の要請に対し、コメントを拒否した。反政府デモ隊の幹部は「必要なのは選挙の延期ではなく首相の退陣だ」と述べた。

 デモ隊は26日、下院選の比例代表名簿の受付会場であるバンコク都内ディンデン区のバンコクユースセンター(タイ・ジャパン)にバス10台と街宣車3台で乗り付け、受付会場の建物への突入を試みた。警察はデモ隊に向け、催涙ガス弾、ゴム弾を発射。デモ隊も投石などで反撃した。この衝突で、警官1人が銃で胸を撃たれ死亡。警官、デモ参加者ら約100人が負傷した。現場を取材していたフリーランスカメラマンの日本人男性もけがをした。

 野党民主党など反政府派はインラク首相の兄であるタクシン元首相の影響力排除、インラク政権の退陣などを要求し、11月からバンコク都内の民主記念塔などで座り込みの反政府集会を続けている。

 今月8日には民主党が党所属の下院議員全員の議員辞職を発表。翌9日、バンコクで20万人規模の反政府デモを行い、インラク首相を下院解散、総選挙に追い込んだ。

 しかし、デモ隊を指揮するステープ元副首相(元民主党幹事長)はインラク政権を退陣させた上で、様々な職種の代表からなる「人民議会」に国権を委ねるという事実上のクーデター計画を打ち出し、総選挙を拒否。民主党も21日、総選挙のボイコットを表明した。
《newsclip》

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