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中国:“精巧すぎる偽札”が香港・マカオに流通、警察が合同捜査

2013年12月28日(土) 14時50分(タイ時間)
【中国】香港・マカオでこのほど発見された偽札が、「精巧すぎる」と注目を集めている。

 偽造技術は、銀行員でさえ一目では見破れないほどのかつてない高レベル。偽札鑑別機でも判別できるとは限らない水準だったという。香港警察・商業罪案調査科(企業犯罪捜査課)と、マカオ司法警察が合同で捜査に乗り出している。

 “高レベル偽札”は、香港で5枚、マカオで63枚が発見された。すべて中国銀行(香港)が2003年版として発行した1000香港ドル(約1万3500円)札だ。

 香港では今月23日、2カ所の銀行で発見された。銀行窓口の職員は顧客から受け取った際は偽札と見抜くことができず、後になって紙幣の枚数を数えているときに発見したという。今のところ、偽札を預けた客の足取りはつかめていない。

 マカオでは20日、銀行からの一報により“高レベル偽札”が発覚した。ある女性が預け入れた46万香港ドル(約62万2000円)に、50枚の偽1000香港ドル札が混ざっていたという。聞き取りの結果、女性に偽造グループとの関係性は認められなかった。さらに翌21日、カジノの帳場からの通報で、13枚の高レベル偽札が見つかった。マカオ司法警察は、香港警察・商業罪案調査科の協力を仰ぎ、合同捜査態勢を敷いた。捜査班は、同一偽造グループによる犯行の疑いが強いと見ているという。

 香港特区政府保安局によると、今年1~8月までに摘発された偽香港ドル札は、前年同期比28.7%増の2056枚、偽人民元札は同8.1%増の2515枚に上った。その多くは偽造レベルが低く、一般人でも簡単に見分けることができるという。しかし今回発見された“高レベル偽札”は、2003年版の1000香港ドル札で採用された主な偽造防止技術を網羅しており、一般人が一目で判別することは難しい。

 それでも幾らかの違いがある。本物は図案が鮮明で、凹凸が手で触れてはっきりと分かる。さらに「すかし」の入り方が丁寧でグラデーションが細かい。見る角度によって色が変わる金額の数字は、金色から緑色へ変化する。一方で偽物は、図案が幾分不鮮明で凹凸が少なく、「すかし」のグラデーションは粗い。金額の数字は、くすんだ黄褐色からグレーに近い緑に変化するという。
《亜州IR株式会社》

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