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タイ陸軍司令官、クーデター排除せず

2013年12月28日(土) 14時52分(タイ時間)
【タイ】タイ軍の実質的なトップであるプラユット陸軍司令官は27日の記者会見で、クーデターを選択肢から排除するかという質問に対し、「状況次第でどんなことも起こり得る」と述べ、可能性を排除しなかった。

 同時に「誰もが制度外の力を使わないよう努力している」「クーデターを実行しても、誰が言うことを聞くだろうか」とも述べた。来年2月2日に予定されている下院総選挙については、「実施されれば投票する」と述べた。

 一方、スラポン副首相兼外相は同日、ラジオ番組に出演し、政府・与党の一部が、反政府デモ隊に政権を奪われるくらいなら軍部によるクーデターのほうがましと考えていると述べた。選挙委員会が総選挙の延期を求めたことに対しては、選挙委が政治に介入すべきではないと述べた。

 タイでは野党民主党を中心とする反タクシン元首相・反政府派がタクシン派インラク政権への攻勢を強め、今月8日に民主党所属の下院議員全員が議員辞職した。9日にはバンコクで20万人規模の反政府集会があり、インラク首相を下院解散、総選挙に追い込んだ。

 しかし、選挙で劣勢が予想される民主党は総選挙のボイコットを表明。反政府デモ隊は総選挙の阻止、インラク政権の退陣を要求し、デモを続けている。
《newsclip》

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