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タイ深南部のテロ関連死者、過去10年で5400人

2014年1月5日(日) 14時59分(タイ時間)
【タイ】タイ当局は3日、過去10年のタイ深南部のテロ関連の死者が5352人、負傷者が9965人に上ったと発表した。

 死者の内訳は兵士499人、警官312人、自警団員181人、教育関係者187人、一般公務員200人、住民3574人、テロ容疑者399人。宗教別では仏教徒2259人、イスラム教徒2962人、その他131人だった。

 テロの回数は2004年601回、2005年1006回、2006年1249回、2007年1669回、2008年769回、2009年757回、2010年625回、2011年680回、2012年542回、2013年615回。

 タイ深南部(ナラティワート県、ヤラー県、パタニー県の3県とソンクラー県の一部)はかつて、イスラム教のパタニー王国が支配していたが、1902年にタイに併合された。現在も住民の大半はマレー語方言を話すイスラム教徒で、タイ語を話せない人も多い。タイ語、仏教が中心のタイでは異質な地域で、行政と住民の意思疎通が不足し、インフラ整備、保健衛生などはタイ国内で最低レベルにとどまっている。

 こうした状況から、深南部ではタイからの分離独立運動が断続的に続いた。2001年からは武装闘争が本格化。2004年4月には、警察派出所や軍基地を襲撃した武装勢力をタイ治安当局が迎え撃ち、1日で武装勢力側108人、治安当局側5人が死亡した。同年10月にはナラティワート県タークバイ郡で、住民の逮捕などに反発したイスラム教徒住民約3000人が警察署前で抗議デモを起こし、治安当局による発砲などで7人が死亡、約1000人が逮捕され、逮捕者のうち78人が軍用トラックで収容先に移送される途中、窒息死した。

 タイ政府は両事件後、数万人の兵士、警官を深南部に常駐させ、力で鎮圧を図ってきた。しかし、テロは一向に止まず、事態が沈静化するめどは立っていない。
《newsclip》

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